天然100%
「二回も告白して、二回とも間違えて、もう駄目だよ。
なんで、私ってこうなんだろうね。いつも。いつも。
何年もこんな私やってるけど、本当に、いやだ。疲れる。
しっかりしたいよ。しっかり告白して、ふられたかったよ」

「西根さん…」

「名前で呼んで」


ぶつぶつとつぶやいていた西根さんが立ち上がる。
意外にも、少し目は赤いが泣いていない。


「カナみたく、
名前で呼んで」


真剣だった。
真剣にカナがうらやましいのだろう。


「…幸那さん。
幸那さんはカナにはなれないけど、自分の気に入らないところがあれば
少しずつ直していけば良いんじゃないかな」

「じゃあ私とつき合ってくれる?」

何が「じゃあ」なのか分からない。
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