契約の恋愛
雪葉は、人と極力関わらない璃雨とは違って…人懐っこくて明るくて、適度に友達もいた。

でも、璃雨に一度声をかけた雪葉は元いたグループを抜け、璃雨の所へよく来るようになって親友になったんだ。

雪葉は、見た目とのギャップが激しくて最初の方は、双子?とまで疑ったものだ。

それでも、お母さん的な雪葉と一緒にいることは面倒でもなければ、苦でもなかった。

だから今もこうしてそばにいる。


「あたしはさ…。」

~♪~♪~♪

一種のドラマのような雰囲気の中で雪葉が神妙な面持ちで口を開くと同時に、爽快なメロディーがその空気を破った。

その音に、雪葉の顔がスカートの内ポケットに向いた。
どうやら、雪葉のケータイが鳴っているらしい。

< 174 / 236 >

この作品をシェア

pagetop