契約の恋愛
それだけを願っていた。

雪葉はゆっくり顔をあげた。
その表情は歓喜に満たされている。

「おめでとうっ!!」

一番来ましたーーっ!!!!!

とっさにシュミレーションした選択肢の一番きましたっ。

「雪葉…。」

「良かったぁ。今度こそ幸せになりなさいよっ。」

雪葉はパン片手にウインクをする。

…バツイチの女性にかけるような口調はやめて。

そんな言葉がのどから出かけたが、何とかのみこんだ。

雪葉はルンルンでパンをほうばっている。

「それにしても良かったぁ。璃雨っ、近い内にグループデートしようね。」

「ん?…うん。」
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