ずっと抱いてて
ようだった。


 広大な海が見られる町に住んでいたことが、彼女を元気に、そしてより前向きにさせているのだ。


 ボクは彼女を抱きしめながら、体の各所を刺激し続けた。


 車中で寛ぎながら、ボクも愛海も遠慮なく抱き合う。


 誰かに見られてるんじゃないかと心配しながらも……。


 この街じゃ、住み着いている若い学生カップル同士でも野外での行為などは滅多にしないようだった。


 だが、ボクたちはそこのところをあえて曲げ、女性である愛海の方もこういった行為に同意していて、二人で楽しむ。


 ボクも愛海も繋がった後、楽しみ続けた。
 

 彼女が上に乗っかる。
 

 ボクは最初当惑していたものの、考える間がほとんどなく頷いた。


 愛海がとボクはほんの二言三言会話を交わして、繋がる。
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