幕末恋々
「ふっ、恋抱きつくのはいいんだがみんなが見ているぞ?」







土方さんはそう言って私の顔を覗きこんだ。








「えっ・・・?わぁっ!?ごっごごめんなさい!!」







私は急いで土方さんの体から離れた。








「ふっ・・・よぉーしっ!お前等そろそろ日も暮れてきたしか帰るぞっ!」








土方さんは少し笑ってから川で遊んでいる隊士達に声を掛けた。

















こうして私の2度目の夏の思い出は幕を閉じた。
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