Secret Prince
「良い声で啼いてくれて、……とっても、嬉しい……。
 もっと、恥ずかしがらずに、僕に見せて……?
 一杯、俺に、・・・・・・聴かせて?」



もう既に、瞳が微かに潤み出している凪の顔を、
真っ直ぐに見つめながら、僕は、妖艶な口調で語りかける。
そして、微かに怯えた表情を見せた凪の躯を、
もう逃がさない、とばかりに、しっかりと抱き、ゆっくりと愛撫を続ける。
耳朶を口に含み、チロリと舌を出し、下から上に舐め上げ、
耳の軟骨をカリカリと優しく食み、そんな緩い愛撫を終えると、
耳孔に舌を侵入させて、クチュクチュといやらしい水音が聞こえるくらい、
中を掻き回してあげる。
そうしてあげれば、面白いくらいに、凪の身体は正直に反応を示して、
それに比例して、耳まで真っ赤に染まっていく。
手は、後始末が大変だから脱がさずに、服の上からになるけど、
ゆっくりと身体を撫でていく。
顔の輪郭から、耳、首筋、胸元、腕、腹部と、隅々まで優しく撫でる。
その度に、凪の躯は、大袈裟なくらい、大きく跳ね、
徐々に徐々に、力が抜けていき、快楽に身を委ねようとしているのが、
手に取るように分かった。




































「……んぁ、……っふ、……擽った、……ぁ、っ、……ひゃ、ぁ、ん……。」





脇腹を撫でてやると、擽ったそうに身を捩じらせ、
胸を撫でていた時に探り当てた突起に触れてやると、
服越しでも何か伝わるものがあるのか、僅かに高く、嬌声を上げた。
その手を背中に回して、強く抱きしめてやると、
安心したように、僕に身を預けてくる。
本当に、まだまだ子供だね。
だけど、それが尚更、可愛らしくて、愛おしい。
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