Secret Prince
その間、暫く、沈黙が続いた。
でも、何故か、不快じゃなかった。
寧ろ、心地良くすら感じた。

























「疲れた・・・・・・・・・・・。」



俺は、ポツリと呟き、そのまま意識を手放して
しまった。
抱きしめてくれる、彼、総統の腕の温もりが
心地良くて。




































意識を手放す寸前に、彼の唇が、俺の額に
軽く触れたような気がしたが、そんな事は、
もうどうでも良かった。





































「仕方ねえか。
 ・・・・・・・・・おやすみ、藍斗・・・。」



そう呟いた声は、誰にも届く事なく消えて行った。
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