Secret Prince
「まぁ、・・・・・・まずは、何で僕達3人が
 この場にいるか、だよね?
 廉、雅、そして、僕、一見すると何の共通点も
 ないように見えるんだけど。」







「俺達は、特殊な因縁というか、絆というか、
 奇妙な間柄なんだ。」






「そして、その中に、藍斗のもう1つの人格である、
 ビオラも組み込まれているんだよ。
 しかも、とびきり重要な、パズルのピース。
 ビオラがいなくても、僕達の個々の存在は成り立つけど、
 ビオラは、僕達を統べる存在なんだ。
 とりあえず、それを分かってほしい。」


































上から、悠里、雅先輩、雨宮先輩。
状況を理解するのに時間はかかったが、
要するに、とても大事な話なんだという事は
分かった。
そして、俺の相棒のビオラと、悠里と、
雅先輩と、雨宮先輩が、特殊な間柄だという事も
分かった。



































しかし、その証拠がない。
証拠がないと、論理は成り立たない。
途方もない言いがかりだと言えば、
そこで話は終わりになる。
だから、俺は、こう切り出した。





「・・・・・・・・証拠はあるのか?」
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