バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
一輝に抱っこされたままリビングに行くと、



夕顔と美憂が心配した顔で私たちを見た。



「パパ、ママに怒らないで、ママパパ出てってから玄関でずっと泣いてた。


ママはすぐ暴走するけど、ママは優しいから逞君の事ほって置けなかったんだと思う。


パパ、ママを許してあげてほしい。」




「パパ、美憂もそう思う。ママ許してあげてほしい。」




『二人の気持ちは分かったから、後はママと話しをするよ。


ちゃんと仲直りするから心配しなくていい。


明日は学校があるから、二人とも早く寝なさい。


健太郎は大丈夫か?』




「健太郎、熱下がって今寝てる。」



『そう、それなから良かった。夕顔、美憂おやすみ。』




『華、まだティシュいる?』



私は頷いてもう一度鼻をかんだ。







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