バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
俺のそんな気持ちが逞に分かってしまった。



「パパ、僕がパパと華先生結婚させてあげる。」



『おまえなぁ、パパはただ、』



「パパ、いいから僕に任せてよ。


華先生結婚してるけど、離婚すればいいことだし。」



え、今逞なんて言った?



『逞華先生結婚してるのか?』



「うん、僕小沢先生に華先生の聞いたら教えてくれた。


華先生3人の子供がいて、一番上の子は中1だってさ。


旦那さんは高校の先生。」



華は何才なんだ?



中1って13だろう?



華はいくつで子供生んだんだ?



「パパ、華先生は今の旦那さんは、


華先生が高校の時の担任で、先生には5才の子供がいたの。


華先生高校生で母親になったって、


小沢先生が言ってた。」




華ってやっぱ凄い。



嫌問題はそこではない。



華は結婚してたんだ。



俺のこの気持ちの行き場をなくした。



「パパ、諦めるのはまだ早いよ。


僕はどうしても華先生にママになって貰う。」




逞、おまえのその自信はどこから来るんだ。







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