バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
第3章 仕事

華の仕事

彩夏と啓太が離婚しないで本当に良かった。



廉人の嬉しそうな顔。



新しい家族が生まれてくるんだもんね。



廉人良かったね。



廉人幸せになろうね。



昼寝をしている廉人の頭をなぜた。



健太郎ヨダレたらして寝てるよ。



何の夢見てるんだろうね。


みんながお昼寝している間だけほっとするんだよね。


「華先生ちょっといいですか? 」



私は隼人さんに頼まれて一応つくし保育園の主任を任されている。



「私に何か用事? 」



「亜沙美ちゃんの様子がおかしいんです。


お昼寝もしないですけど、

お昼の給食もいらないって食べなかったんですよ。


病気とかではないみたいですけど、


華先生亜沙美ちゃんと話して貰えますか?


亜沙美ちゃんは父子家庭なんですよ。


亜沙美ちゃんのパパ確か主任と同じ年ですから、


パパさんとも話しをして下さいお願いします。」



亜沙美ちゃんは健太郎と同じ3才。



あまり話さない静かな子だ。



お父さんは公務員。



毎日5時過ぎに迎えに来る。







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