オオカミいっぴき。~クールな不良と甘々❤ラブ!~
当たらないように、当たりませんように、と身を縮めて三角座りしてたら
「オマエ邪魔」
と言って、藤岡くんがあたしを自分のほうに引っ張った。
突然引き寄せられたあたしはバランスを崩して、あぐらをかいた藤岡くんの膝にダイブ。
不格好に寝転がる体制になった。
「つーかっ!! 俺は斎にぜんぶ任せた言うたやん!! なんで勝手に解散なんかしとんねん!! そんでなんで勝手に絢と付き合うとんねん!!」
「テメーが勝手に抜けて勝手にいなくなるからだろー、がッ!! そんでそっちに関しては俺の勝手だっつのアホ!!」
「イ゛ッ!!……ちょ、ボディーは反則やって!!」
――そして、その一方的な攻撃と守りだけの戦いが終わるまで、そのまま呆然としているほかなかった。
ふたりの会話の内容もちんぷんかんぷんのままで。