・゚+俺ギミック+゚・



―――






さぁ〜てと、陸はどこだろ?







教室に顔だけ覗かせて陸を探すが教室にはどこにもいなかった







…どこ行っちゃったんだろ?



おっ。丁度いいところに桜庭先輩発見っ♪







「桜庭せんぱ〜いっ。」



気付いた先輩は小走りで私のところに来た






『どうしたの?美羽ちゃん

あっ、もしかして陸より俺のほうが良かったから告白しに来た!?』



笑いながら私の髪を荒く撫でる





「違いますーッッ!!

陸はどこですかッッ、桜庭先輩!!」



桜庭先輩の両腕を掴み騒ぐ私

((背が高いから肩までとどかない;;





『なんか俺が陸を誘拐したみたいな言い方するなーッッ!!

この口が悪いのかッッ!!』




そう言って私の頬っぺを引っ張る






「いひゃ〜い゙ッッ!!

りくをかいひぇ〜ッッ!!」




『だからッッ、俺が誘拐したわけじゃねぇって!!』







くそ〜。先輩の顔まで手がとどかない!!


でかすぎるんだよーッッ!!







「ひぇんぱいッッ!!しゃがんべッッ」





『はっ!?なんつった?』



先輩が私の言葉を聞き取ろうとしゃがんでくる







「しゅきあり゙ッッ!!」



しゃがんできた先輩の頬っぺをおもいっきり引っ張る




『い゙でぇぇーッッ!!

みうぢゃんだまひたな゙ーッッ!!』






私も桜庭先輩も絶対はなそうとはしなかった

((今、何時だろ;;







痛いッッ!!頬っぺが伸びる!!


もう、ダメだぁ;;ギブです…







先輩の頬っぺをはなそうとしたとき






『お前ら何してんの?』








陸…。いっつもタイミング悪すぎだよ;;








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