・゚+俺ギミック+゚・
「「べひゅになにもやっふぇない゙」」
私と桜庭先輩の声が見事にハモる
『…はぁ。アホらしい;;』
ダンボールを抱え近づいてくる陸
『…てか、美羽に触るなッッ!!』
桜庭先輩の手を払いのけ陸が抱きついてくる
『ふざけんなッッ!!俺は何も悪くないッッ』
「桜庭先輩が頬っぺ引っ張るからいけないんだもんっ」
睨み合いながら言い争う二人
『はい、ストーップッッ。
お前らはガキかッッ!!』
陸が間にはいり止める
『まぁ、俺はガキじゃないからここまでにしてやろう』
…この人、鼻で笑ったッッ!!
しかもガキのところだけ強調するなーッッ!!
「あたしも大人だから許してあげるッッ」
また私と先輩の間で火花が散る
『…ハァ、もういいや。
…美羽早く帰ろうぜ;;颯人、ダンボール頼んだッッ』
「ぅわッッ」
私の手を急に引っ張り走り出す陸
『おいッッ!!最後まで運べーッッ!!』
陸は桜庭先輩の言葉に手を振って答え階段を駆け下りる
((速いよッッ;;
陸はなぜか学校を出てからも走りつづけ10分もしないうちに家に着いてしまった
その夜、筋肉痛になったのは言うまでもなく…