・゚+俺ギミック+゚・




「てか、午後担当だったんだね」





『いや、午前担当っ♪』



背もたれに寄りかかり笑う陸




「ん?…じゃあ…何でここいんの?」





『そりゃあ、午後になったら一緒に回るし美羽がやってるとこ見れないじゃんッッ!!』







そ、そんなに意気込んで言わなくても…




てか、私イベント午後からだしッッ



…陸に言わないとまずいよね;;







「…陸サン。あのですね〜、まことに申し上げにくいんですがぁ…午後からちょっとやぼ用が;;」





『はぁッッ!?じゃあ一緒にまわれねぇの!?』



身をのり出し私にきいてくる





「いやッッ、だ、大丈夫!!
ちょっとだからすぐ帰ってくる」



((多分…。






『ならいいや♪
じゃあ、終わったら俺のクラス来てっ』





「う、うん;;なるべく急ぐよっ」



((どうか、勝てますようにッッ!!






「それより、そろそろ行かないと桜庭先輩に怒られるよっ」





『あ〜。大丈夫、大丈夫♪バレてないしっ。

どうせ場所分かんねぇ…』

『陸ッッ!!…テメェーッッ。

やっぱり、ここにいたかッッ』





陸が言いかけた瞬間桜庭先輩がドカドカと教室に入ってきた








< 46 / 98 >

この作品をシェア

pagetop