・゚+俺ギミック+゚・




『美羽ーッッ!!こっち指名はいった!!』




「はーいッッ。

じゃあ、また来てくださいね♪」





お客さんに挨拶をして席を離れる。


さっきから何時間もこの繰り返し;;



なぜか指名してくれる人がたくさんいて教室を走りまわっている

((目が回るぅ〜;;







「こんにちは♪
指名してくれて有り難うごさいます。美羽ですっ」




言いなれたセリフを次のお客さんに言い座ろうとした瞬間







―グイッッ







お客さんに腕を引っ張られ腕の中に倒れこむ私



すぐ退こうと立ち上がろとするが離してくれない






「ッッ///。あ、あの…離してくださぃ…。」






『ぶっ。クククッ…』





頭の上でお客さんの笑いをこらえているのが聞こえ肩が揺れている







な、何ですかぁ!?

メッチャ怖いんですけどッッ!!







『クククッ…。美羽焦りすぎ』



聞き慣れた声が上から聞こえる







ん?ま、まさか…この声は。





「…。陸」




『当ったり〜♪』




離れてみるとやっぱり陸でお腹をおさえて笑っていた







ビックリさせないでよッッ!!







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