労働の価値 その2
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アンの5000円というねだん、
あるいはそういうおかねの「言い方」が、
アンを、
もう、
「おかね」な金と、
つなぎあわせているからだ。

もともとの商品という姿を捨てるのは、
商品を売り渡すとき。

つまり、
商品の「使う価値」は、
頭のなかだけのものになり…

そういう金という、
ねだんとなって…

それがこんどは、
ほんとうにそこにある金を、
引きよせる、
このときだ。

このとき、
ねだんがほんとうになる。

または、
商品が頭のなかにあるだけの価値の姿に、
ほんとうに、
なる。

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