労働の価値 その2
--- 13-4 ---

商品の変身は、
2回の、
それぞれ逆の、
動きがある。

そうして動きがもとに戻り、
永遠に、
めぐりつづける形となる。

つまり、
「商品の姿
 →商品の姿を捨てる
 →商品の姿に戻る」
ということだ。

このなかで商品が、
ふたつの食い違う姿となる。

はじめ商品、
布は、
持ち主にとっては使う価値のないものだが、
さいごは、
聖書、
使う価値に変わるのだ。

こうしておかねは、
はじめは、
商品(布)が姿を変えた、
価値の硬いかたまりである。

そしてさいごに、
価値(聖書)を測る基準となって、
姿を消す。

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