先生がくれたもの~運命に導かれて~
オレはそんなのお構い無しに医務室のドアを閉めた。
オレは困憊した体を無理矢理動かしながら院長室に行った。
今度は何なんだよ。
この前は手術後すぐに瑠璃が退院するという連絡。
そして今度は…
刹那、オレの足は硬直した。
オレの頭には、人間がする事とは思えない残忍で冷酷な考えが浮かんだのだ。
…でもまさかな。
オレはそう自分に言い聞かせ再び足を動かす。
疲労のせいか院長室までの道のりは酷く長く感じられた。
そんな思いの果てにオレは院長室に辿り着いた。