先生がくれたもの~運命に導かれて~
「瑠璃…」
オレは眠っている瑠璃の横に座った。
瑠璃は何事もなかったかのような安らかな寝顔でいた。
こんなに心配かけといて。
オレはそう思いながらその愛くるしい寝顔を見つめた。
そして思った。
瑠璃を失ったら、オレはどのように生きていくのだろう?
まずその時、オレは生きているのだろうか?
それとも、瑠璃と共に永遠を過ごすのだろうか。
…正直全く想像がつかなかった。
オレはもう一度瑠璃の寝顔を見た。
そして、起こさないように瑠璃のおでこに唇を落とした。