先生がくれたもの~運命に導かれて~


次は、ボールペンだった。


「これは違うからな。」


「違うの?」


「それはオレのボールペン。」


「そうなんだ。」


先生はボールペンまでカッコイイの使ってるんだね。


黒のノック式じゃなくて、自分で蓋をするボールペンは、先生によく似合っていた。


「プレゼントはこれ。」


!!


「先生これ…」


「必要だろ?結婚するには。」


「うん。だけど…え?何で?どうやってここまで書いたの?」


先生があたしにプレゼントしたのは


婚姻届だった。


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