先生がくれたもの~運命に導かれて~
「本物だからな?」
「そうじゃなくって、これってさ、」
「あとは瑠璃が自分で名前書くだけ。」
「お父さんとお母さんのとかはどうしたの?」
「一昨日、瑠璃の家行ったんだ。」
「え?聞いてない!」
「そりゃ、隠してたからな。」
「そんなの…2人とも反対しなかった。」
「あぁ。義父様なんか明日でもいいって。」
「義父様って!」
何だかおかしかった。
「だってそうだろ?それどころか『何でこの前会った時はそう呼んでくれなかった?』だって。」
そういえばこの前は『お父さん』だっけ?
「お父さんったら。」
“義父様”って呼んでほしいなら最初から“お父さん”でいい的な事言わなかったらよかったのに。
「本当に良い義父様だよな。流石瑠璃のパパだ。」
「そうだね。」