【完】Be BOOL!
思えばあの瞬間から
俺は澪に恋をしていたんだ。
可愛いとか、それだけじゃなくて
落とし物を、わざわざ走って追いかけて渡してくれた
とても優しくて
とても親切なところとか
やっぱりクールなところとか。
そういう所、全部ひっくるめて好きになったんだと思う。
同じ高校の制服着てることに気付いたとき、胸が高鳴ったのを覚えてる。
名前も知らなかったけど
必死に捜して
冷水 澪
という人物につながった。
それは、入学当初から“かわいい”だとか“美人”だとか噂になっていた人だった。
最初は、ただ“気になる”って感じだった。
だけど、ある時自分の気持ちに気付いたんだ。
---俺は澪が好きなんだ---って。