王様監禁ゲーム。
「なにしてるの?早く」
呆然としているあたしの顔を喜一君が覗き込む。
それにハッとし、顔をあげた。
「……え?……っと……??」
よく頭で理解できてないというのと、ごまかすというのをまじえながらあたしは首を傾げた。
「え?じゃなくて、ほら、俺の服脱がして」
そう言って喜一君は両手を広げた。
いや。
嫌だ。
あたしの心の中には“恥じらい”という可愛い感情なんかなくて、ただあるのは“屈辱”という二文字の単純なものだけだった。
体を重ねるのと、“これ”は別だ。
「わかった。凛恥ずかしいんだろ?可愛いなぁ」
ゾゾッと背中に寒気を感じた。
この声が
この笑顔が
この全てが
あたしを“壊す”――――――