王様監禁ゲーム。
パサッ―――――
服のこすれる乾いた音が床で響く。
「そんなに緊張しなくていいよ。目開けて?」
この“屈辱”的な光景なんか見たくなくて、
あたしは強く目をつむっていた。
「ほら、見て……?」
断固目を開けるのを拒否するあたしの耳元で喜一君が静かに囁いた。
再び寒気が走る。
鳥肌だけが、あたしの体に纏う。
決して綺麗ではない鳥肌。
そんなあたしを見て、喜一君はくすっと笑い
「やっと目開けた」
と小さく言った。
あたしはただ目を見開きながら触られた感触を思い出していた。
決して“快感”といいがたい“感覚”。
早くお風呂に入ってこの汚れた体を流したい。
体の芯から腐りきったこの体を。