ハピネス 〜女になった私〜



なんだか泣きそうになった。



付き合っているのに、少しずつ心が離れていく様で・・・



次に気付いた時には、もう遅いかもしれない。



『未希、今から行くから、すぐ寝れるように用意しときや?』



「えっ?いいよ。もう遅いし、ノブくん疲れてるのに・・・」



『アホ。そんなんどーでもいいわ。未希は会いたくないの?』



「・・・会いたい。」




ノブくんは、はははと笑って電話を切った。“今から行くから”って。



待っている間、嬉しいのに少しだけ後悔している自分に気付く。



ワガママを言ってしまった。



ノブくん、ホントは面倒くさいって思ったかな?



嬉しさと不安が半分半分。



落ち着かない気持ちで、私はベランダからノブくんの車が見えるのをずっと待っていた。




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