ハピネス 〜女になった私〜



今度はエレベーターの前でノブくんを待つ。



3階・・・4階・・・5階・・・


エレベーターが上がるのと同時に私の心拍数も上がっていく。



いつの間にか、会える事を当たり前に思っていたのかな?



こんな風にドキドキしながら待つのは久しぶりの様に感じる。



いつだってノブくんに会えるのは楽しみで、待ち遠しかったはずなのに・・・



チンっと音を鳴らしてエレベーターが止まると、開いた扉の中からノブくんの姿。



「未希、待っとったんか?そんな格好で寒いやろ!」



パジャマ姿の私を見て、わざとらしく怒った顔をした後、チュッっておでこにキスをしてくれた。



「未希、会いたかった?」



「うん。会いたかった。」




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