プロポーズ
呼び名が決まったところで…


『んだらメアド交換せーへん?』


【おー。健ちゃんええこと言うやん!】


『やろ?!夏も太陽も賛成やろ?』


〔俺はええで!〕


「あたしもええよ…」


しぶしぶОKをだした。



『よっしゃー!夏のメアドゲット!』



〔健、夏のこと好き言うてたもんなーぁ。〕


え…。

今なんて…?



【どういうことなん?】



〔こいつさー。夏とぶつかったときに…ウウ〕


健ちゃんが太陽のくちを塞ぐ。



【何何~教えてや~】



『はずい!』



【健ちゃんて照れ屋?】


『そうなんかもしれん!』


〔コイツむっちゃ照れ屋やで!〕

太陽がニヤニヤしながら言う。


【太陽ー続き教えて~!!】


静香が興味深そうに太陽に聞く。



〔おう!ええよ!
健、もうええやろー!ここまで知られたんやけー…ッ〕


はぁ?!と健ちゃんが叫ぶ。



〔んでなー。
夏と健がぶつかったん静香も知っとるよな?〕


【うん。夏芽がもんのすごいびっくりしてた!】


〔んでなぁー…〕

太陽が言ってる最中に
健ちゃんが

『太陽ッ
今からは俺が言う。
お前は黙っとけ』


〔はいはい。〕


< 5 / 9 >

この作品をシェア

pagetop