ひまわりとタンポポ



「おい!大丈夫かっ!?」

「話しかけっ…んなっ!」

龍太郎は俺の肩に手を掛けようとしたが止めた。そして少し考えてからポンッと手を叩いた。


「そうやっ!!優助と空、お前らの事よー知らんから部屋でゆーくり聞かせてもらわんとあかんなっ♪」

「今日…龍太郎さん1人なんですか?」

「あぁ!俺をいくつだと思っとるん!?今年で22になるわっ!」



…22?
こいつ……


「お前っ…童顔だなっ」

「泣きながら言うなやっ!」

「人前で泣くとかっ…マジ最悪だっ…俺」

「優助!強がんなよっ!」
空は面白がって俺の頬を突っついた。


…なんかムカつく




なんだかんだいって、龍太郎とは結構仲良くなった。
龍太郎は22歳で大学生らしい。しかもでてる大学が東大だと…。で、今は気休めにここに旅行に来てるらしい…


そんなトコだな…








「で、優助。お前の話も聞かせろや!」

「俺には優太っていう双子の弟がいたんだ。でも4ヵ月前に死んだんだ…」

「病気でか…?」

「あぁ…。でも優太の奴、俺には心配させたくないからって言わなかったんだ」
「そう。で、優助ってば優太が死んでから最初の方は全然人と関わろうとしなかったんだよ!」

「空…うるせー」

「ごめん…」


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