ひまわりとタンポポ


「で!?なんでアンタらはこの部屋に泊まりたかったん?」



俺は窓の外を指さした。
その瞬間外にサーっと風が吹いて黄色いひまわりを揺らした。


「優太…ひまわりにスゲー似てたんだ」

「ひまわり…?」

「あぁ…、ひまわり。だからこの部屋入った瞬間優太が帰って来たみたいで…」

「ここに泊まりたかったと…」

「そうだ…」



龍太郎はなんかスゲー残酷そうな顔して口を開いた。

「俺もな…その気持ちよーわかるわ…」

「あ?」

「俺もな…2年前に妹が死におったんや」

「龍太郎さんも!?」

「そや…。俺ん家は両親が小さい頃に亡くなりおって、妹と2人暮らしやったんや…」

「…残酷だな」

「その妹が金のない俺に迷惑かけたくないって死ぬまで言わへんかったんや…」


ほぼ俺と同じパターンじゃねーか



しんみりした時間が少し続いたあと、俺の携帯がなった。


「…もしもし」

『ねぇ!優助!』

「…真奈美?」


少し怒っていたのがわかった
俺、なんかやったか?


『優助!浮気したでしょ!?』
















………いきなり何?



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