リストバンド
居たのでした、って…
「ハルさん?その格好…」
「……は?」
私の声にザキさんをぺちぺちと叩いていたボードを止めた。
そして視線はこちらに。
…でも、なんでだろう。
ぜーったいに私のこと見てくれてない、よね。
ずっと周りきょろきょろしてるし…。
「あの、ハルさん…?」
「…イモリ?ごめん気付かなかった」
なんてさらっと言いのけた。
なんていうか…すごい悲しいんですけど。
私が少しブルー入っている目の前で、なにやらザキさんはニヤニヤと笑っている様子。
それを見たハルさんが眉を顰め怪訝そうな顔をした。
「ねえイモリ、それ何?」
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