また君に恋をする
「お前はもっと汚くなれ。好きなら奪うことくらいしろや。」
空になった缶を集め袋に片付けていく隆平。
「人の幸せ壊してまで幸せになんかなりたない。」
不貞腐れる章大。
「アホか。お前は考えすぎやねん。」
章大の髪をクシャクシャにする忠義。
「そうそう。お前が割って入ったところで終わる恋ならそこまでの関係やったってことやろう。俺と椎名ように。」
切なそうに目を伏せる隆平。
「お前がいうなや。リアルすぎて逆に怖いわ。」
その場の雰囲気を壊そうとふざけたように取り持つ。
「だよな。」
口角をあげ笑う。