涙恋~RUIRENの魔法~
   優先生・・・・苦労してるんだ・・・・・
   あいつは要チェックだ~


競技大会に向けて朝、ランニングを始めた。
近所に大きな公園があった。
そこまで走って
公園を3周すればいい自主練になる。


その日も私は朝焼けの中
スタートした。
タイムウォッチをオンにして走りだす。
ひんやりしている空気が
気持ちよかった。


公園に入って一度休憩していると
ベンチに若い男が眠っていた。

「し…・死体?」

恐る恐る近づくとそこには
顔がアザだらけの直樹が寝ていた。


「ちょ・・・ちょっと?
大丈夫?」


私は、直樹の体を揺さぶった
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