涙恋~RUIRENの魔法~
   ラッキ~!!


後からダラダラ直樹が歩いてくる。


金髪の長髪に
だらしなく下げたズボン


   一生のうちこういうタイプとは
  かかわらないと思ってたのに・・・・・



私の向かい側を
派手な頭と化粧をした
女生徒が4人歩いてきた。


   こーいうのが直樹には
   お似合いだ。


案の定

知り合いらしく
「なお~!!」
一人が駆け寄って行った。


「どーしたの?最近~全然つれないし~」


「おう~今日はいくぞ~」
キャ~!!!
女生徒が叫んだ。


  それが用事ね・・・・・


「亜恋、亜恋・・・・」

   呼ぶな・・・・バカ・・・・


「こいつ俺の彼女・・・・・・にする予定~」


女生徒が

「は~~~~~~ぁぁあ!?」


   失礼ね・・・・・
   でもわかる・・・・・・
   私は イモ系だから~


すごいブーイングだった。


「ちがいます!からかわれてるんです。」

慌てて私はいい訳した。


「初めから、相手にしてないし~
ばかじゃねー?」
冷たく言われた。



   そうですか、そうですか・・・・・・


朝から、気分が悪かった。
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