涙恋~RUIRENの魔法~
あの子には
自業自得と思いながらも


そこには
同じ人を偶然に愛してしまったという
絆も感じた。


ゆうちゃんは・・・・・
なにも知らずにいる・・・・・

理解していたつもりでも
この子とゆうちゃんが
愛し合った結果と思うと
生々しく感じて
嫉妬心でつぶされそうになりながら

自分の職業への誇りと
不思議な絆で
私はあの子をなぐさめていた。


私のこと知ってるあの子は
白々しく思ってるのかもしれない


あの子は一人ぼっちで
戦いました・・・・・
苦しみの中で
あなたの名前を呼び続けていました。
私たちの子に
幸せにって言ってくれました。


だから私は
許します・・・・・・・・・・・・

みんなが傷ついたから・・・・・・・
あなたは私のものだから・・・・・・・・・


全部じゃないけど・・・・・

近くにいるのに
悲しいのは

虚しいのはなんでだろう・・・・・

あの子がゆうちゃんに
秘密にしてくれました。
だから私も言いません・・・・・・

でも悲しい・・・・・・


罪悪感が私を押しつぶします。
この罪を私は忘れられるだろうか・・・・
忘れられない・・・・・

ゆうちゃんが知る必要はある?
知ったらあの子のとこに
行ってしまうでしょう?


私こんなことでお母さんに
なれるのかな?
赤ちゃんは私のお腹の中で
全部聞いている・・・・・


口は聞けなくても
感じている・・・・・・


こんなおかあさん
軽蔑するよね・・・・・・・・・


でも頑張る
いいおかあさんになる・・・・・・
いい奥さんになる・・・・・・
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