涙恋~RUIRENの魔法~
奇跡
優の家につくまえに
近くのスーパーで買い物をした。


「何、食べる?」


「私がつくれるものは・・・・・」
 

  もっと母の手伝いしとくべきだった



「今夜は俺がつくるから
亜恋は荷物の整理でもして。」



「うん!!
じゃあ、そうする。」


優がふきだした。


「大丈夫かな~~」


「大丈夫です。」



優の家から見える海は真赤に染まっていた。


「これからは、この景色を
二人で見られるのね。」


私は携帯に写真をとった。


「今日は、二人のはじめてだらけの
記念日になるね。」

そしてこれからは
二人の部屋になるんだ・・・・・


優が

「ちょっと、ここで待ってて。」
と言った。


車から私の荷物を出して
一度部屋に入って行った。


私は、空や海を携帯に収めた。


   記念日・・・・・・
   こんな生活ができるなんて
   幸せすぎて怖いくらい・・・・・・




優が戻ってきた。



「では・・・・お姫さま、お手をどうぞ。」


私は、おかしくてケラケラ笑って
手を差し伸べた。


ふわり~


体が宙に浮いて
私は優に抱きかかえられた。


「きゃ・・・」



恥ずかしくて優の胸に顔をうずめた。



  どこにこんな力があるんだろう


私ははっきりと
優の痩せた体を感じた。



部屋に入ると夕日で赤く染まっていた。


「うわ~きれい~!!」

思わず叫んだ。
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