涙恋~RUIRENの魔法~
まだわからないけれど
もう少し優との余韻に酔っていたい。
優を忘れるのが怖い
心のどこかに
優との愛を裏切るような
罪悪感のように感じて
恋愛に対して
臆病になっている自分がいた。
愛斗が夢に向かって旅立った。
私は、愛斗の試合の様子を
知りたくて、
優からもらったPCの電源を
初めてつけた。
一緒にいる時
優はよくPCをしていた。
私はその間を
勉強に使い
ペンのはしる音と
キーボードを叩く音だけが響く
この時間も私は好きだった。
優がPCの電源を落とすと
私はきまって
優に甘えれたから。
「勉強ちゃんとしたか?
俺、先生なんだからもっと頼れよ。
自信なくすぞ~」
そう言って私を向い合わせに
膝に座らせる。
「ね~何真剣にパソコン見てたの?
すご~く真剣だったよ。」
「ん?亜恋はもしかしたら
パソ子にヤキモチか~?」
「だって……」
優の肩に顎を乗せる。
骨がゴツゴツした肩は顎を乗せるのに
ちょうどいい窪みがあった。
「私だって、あんなに長い時間
真剣に見てもらえないのに~
なんかセクシーなの見てたんじゃないでしょうね」
もう少し優との余韻に酔っていたい。
優を忘れるのが怖い
心のどこかに
優との愛を裏切るような
罪悪感のように感じて
恋愛に対して
臆病になっている自分がいた。
愛斗が夢に向かって旅立った。
私は、愛斗の試合の様子を
知りたくて、
優からもらったPCの電源を
初めてつけた。
一緒にいる時
優はよくPCをしていた。
私はその間を
勉強に使い
ペンのはしる音と
キーボードを叩く音だけが響く
この時間も私は好きだった。
優がPCの電源を落とすと
私はきまって
優に甘えれたから。
「勉強ちゃんとしたか?
俺、先生なんだからもっと頼れよ。
自信なくすぞ~」
そう言って私を向い合わせに
膝に座らせる。
「ね~何真剣にパソコン見てたの?
すご~く真剣だったよ。」
「ん?亜恋はもしかしたら
パソ子にヤキモチか~?」
「だって……」
優の肩に顎を乗せる。
骨がゴツゴツした肩は顎を乗せるのに
ちょうどいい窪みがあった。
「私だって、あんなに長い時間
真剣に見てもらえないのに~
なんかセクシーなの見てたんじゃないでしょうね」