涙恋~RUIRENの魔法~
私の瞳にうつるもの
胸の鼓動が速くなった。
まるで初めてのように・・・・・・
恥ずかしさに
頬が真っ赤に染まっていくのが
わかる・・・・・


いつしか私は
生まれたままの姿になって
ベットの中に隠れた。


愛斗の裸が夕焼けに染まっていた。


優以外の人の裸を見たことが
なかったけど・・・・・・


愛斗の体の美しさは
まるで偉大な彫刻家の作品を見てるようだった。





「愛斗・・・・・筋肉の美術品みたい・・・・・」


「え?あんま見るな・・・・はずかしいべ~」


「きれい・・・・・」


私は、恥ずかしさも忘れて
愛斗の体を見つめた。



「亜恋・・・・
俺さ・・・・・恥ずかしいんだけど
サッカーしか知らなくて・・・・・
あ・・・いや・・・・その・・・・・」


堂々とした筋肉のわりに
恥ずかしそうにする愛斗が
可愛く思えた。


「愛斗のしたいように
愛してくれたらいい・・・・・」
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