キスに恋して…1
本当は抱きつきたかった


良平の腕を借りる時ってあるのだろうか…


しばらく歩くと小さな公園があった


私はブランコに乗り、良平はタバコを吸った


ブランコをこいでいると風が顔に当たって気持ちいい


私は何となく不思議な気持ちだった


ブランコを止め、ベンチに座る良平の近くに行った


「どうした?」


「酔った…」


「嘘!マジで?」


吐きたいのか?


何やってんだよ…





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