キスに恋して…1
「じゃあ、決まり!」


「何が?」


「日曜日、お花見行こう」


「お花見?」


「彼氏と行く予定にしてるんだけど、藤村くんと楓も一緒にお花見パーティーしようよ」


「そうだね。楽しみ」


ガタッ


「見つけた!」


その声に驚いた


「直哉…」


息を切らして側に来る


「どうしたの?」


「ハァ…ハァ…いや…お前がなかなか…ハァ…出て来ないから…探した…」


そう言って直哉は床に座り込んだ






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