キスに恋して…1
「いらっしゃい!お待ちしておりました!お嬢様」


「え?何?」


急にお嬢様なんて言われてドキッとした


「初めて見た時から、お嬢様だと思ってたから…」


「あ…そう…」


答えが出ない


「座れば?」


「うん…」


私は直哉の部屋に置いてあるソファーに腰かけた


直哉は何も言わずに部屋を出て行った


私は部屋を見渡した


私の部屋の倍はある広さ


黒を基調とした家具で大人のイメージがピッタリ






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