キスに恋して…1
「良平…ごめん…私…話したいことあるんだ。でも…良平のメールも携帯番号も消しちゃってて…」


「俺もお前の全部消して、連絡取れなかった」


「消してたんだ…やっぱり…嫌われてたんだ…」


「バカ!違うって…」


良平の指が前みたいに私の頬に流れる涙を拭く


「ココじゃマズイな…」


良平は私を誰も使っていない空いた教室に連れて行った


見つからないように隅に座った


「こうして話すの久しぶりだな」


「うん」


本当に久しぶりに話す





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