見えない翼
そして
顔を上げた俺は息を呑んだ。









朝日に照らされた白い肌が
あまりにも綺麗だったからだ。





パチっ+・.



不意に

俺と女の視線がぶつかった。



すると女は驚いたように目を見開きそして・・・。





「・・・・・─────和輝?」







訳のわからない名前を俺の顔を見ながら懐かしそうにそして愛おしそうに呼んだ。







その顔があまりにも可愛くてつい抱きしめたくなった。




















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