恋うつつ ~“好き”というどうしようもないキモチ~

あたしらが学校から帰って、晩ゴハンを食べたり、テレビ見たり、おフロに入ってる頃、彼はホストとして働いている。

生活の時間帯がズレてるから、滅多にメールの返事がこないとか、そーいうすれ違いみたいのが起きるのもしかたないと思う。


自分のキモチを一方的に押し付けるんじゃなく、相手の立場をちゃんと考えてあげられる、そんなオトナな自分があたしは好きだ♪


だけど……、

だけど、さすがに3日も放置されっぱなしだと、ちょっと、あたしもツライかな……。

今日は出勤の日じゃないって、こないだのメールには書いてたし、だったらメールしてくれてもいいじゃん、って思う。


その日の午後11時12分――

いつ届くかも分からないミュウトからの返事を待ちながらも、自分の部屋で真面目に宿題をしていたあたしだけど、その日は体育の授業もあったし、椅子に座ったまま、うつらうつらしはじめていた。


……と、そこに、

ピロピロリ~ン♪

……とお待ちかねのミュウトからの返信メールが届いた。
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