あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】
「そうだぜ?
美樹は未来にすっげえ心配掛けたんだからな。
だから、今日の夕食の選択権は未来に渡したぜ?
責任持って対処してくれよな?」


みぃちゃんったら、そんな言い方でヨシ君の事を更に責めちゃうし。


「あ、そうなんだ?」


言われたヨシ君も、フンワリとした笑顔を浮かべてそう受けると、その素敵な笑顔のまま、あたしに向かって訊いてくれた。


「なら、心配掛けちゃったお詫びに、お姫様からのリクエストには誠心誠意尽くしましょう。
何が良いのかな?
イタリアン?
フレンチ?
それとも中華かな?
そう言えば以前に行ったホテルの和食料理屋さんで食べたハモは丁寧な仕事でとっても素敵だったよ。
未来さんはお魚が好きだよね?
そこが良いかな?
それとも………?」
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