君に…
ちょっと残念。


でもそんな君のことも僕は大好きな訳だから、残念なことも君の魅力のひとつなんだね。


きっと………たぶん。


そして僕はこの先何度もおんなじように思っては今とおんなじようにほんのちょっぴりだけ苦笑混じりの笑みを浮かべちゃうんだろうなぁ。


なんて予感めいた想いを抱きながら、僕はちょっと思惑通りには運べなかった君の前のテーブルに小さなボトルを置く。


「これはね、ヘチマ水だよ。
僕も仕事で人と会う機会が増えてきてるでしょ?
だからあんまりみっともない僕ではない方がいいだろうなって思うようになってね。」
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