秘密な時間
「どうするの?」
「!!…なッ、なにが?」
「とぼけて~、雅樹さんに決まってるじゃん!!」
「どうにもできないよ。最近はもう全然話してないし」
「美貴!今日で卒業なんだよ!?ちゃんと気持ち伝えなくちゃ後悔するよ!」
「でも、嫌われたくないし…」
「告られて嫌いになる人なんていないよ!それより、今伝えられなかったら、今度いつ会えるかわからないんだし、もうチャンスないかもしれないんだよ!?」
「うん…」
「大丈夫!美貴は幸せになれる!!だから、行動しないで後悔することだけはしないで!行動しなくちゃ現実は何も変わらないんだよ!」
「深雪、ありがとう…。私、頑張ってみる。…もし駄目だったら今日は私に付き合ってよね!?」
「もしね!美貴頑張って!」
「頑張ってね!」
「2人ともありがとう!」