秘密な時間

玄関のドアを開けると、待っていたのは愛しいあの人




「中山さん！」




「おｯ！今日も早いな」




「はい！」




「あら～、いらっしゃい」



「お母さん!?何でいるの!?」




「深雪が急いで行くから来たんだと思ったのよ」



「中山さんが来てもお母さんは関係ないでしょ！」




「あら、あるわよね～」



「そうですね。今回も深雪さんをおかりしますので」




「ほらね」




「……」




「今回も遅くならないようにしますので、よろしくお願いします」





「はい、お任せしましたわ。こんな娘ですけどよろしくお願いしますね」



「いえいえ、こちらこそよろしくお願いします」