秘密な時間



それからのデートはすごく楽しくて



不安な想いも辛い想いも消え去っていた




今の時間だけは中山さんが私の事だけを見てくれているように思えた




自惚れかもしれないけど



私がここのお店中見てみたいな~って思ってると私が言うより先にね


『ここ入ってみようか?』


って言うんだよ




そのお店は可愛いアクセサリー屋さんだった



だから、不思議で中山さんに聞いてみた





「なんでこのお店に入ろうと思ったの?」




そしたら




「ん?深雪がこういうの好きそうだなと思ったんだけど…

違った?」



だって♪




すごく嬉しかった…



私は、下を向いて赤くなった顔を隠しながら『大好き…』って呟いた






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