キラキラ☆サン ビーチ
それは始まり……

キラキラ夏休み

「はぁぁ?」


「頼むっ!
この通りだからっ」


「何言ってるの?」


「だから、夏休みの間だけでいいからマネージャーやってくんね?」


顔の前で両手を合わせて、片目でチラッとあたしを見上げてくるのが……


「どうして桐谷の部活なんか手伝だわなきゃいけないの?」


「だから、マネージャーがいなくて…」



中学でたまたま席が隣になり仲良くなって……高校もたまたま一緒だってだけのあたしに……




「どうしてあたしが手伝わなきゃならないのよっ!
こっちはまおと夏休みの計画立てたの」


「そこをなんとかさっ…
頼む、愛川」



夏休みを目前と控えたとあるお昼休み。



誰がギラギラ輝く太陽の下でバスケ部のマネージャーなんかやるもんですか。


日射病で倒れそう……
それに日焼けしたくない。







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